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「いい家」と「住み心地のいい家」は違うという話
家づくりを考えはじめると、
誰もが「いい家を建てたい」と思います。
・見た目がかっこいい
・性能が高い
・設備が充実している
どれも、たしかに「いい家」の条件です。
ですが
それだけで、
「住み心地のいい家」になるとは限りません。
たとえば、
とてもデザインが美しい家でも、
どこか落ち着かないと感じることがあります。
性能が高く、暖かいはずなのに、
なぜか居場所が定まらない家もあります。
逆に、
特別な設備がなくても、
なぜか心地いいと感じる家もあります。
この違いは、どこにあるのでしょうか。
私は、
「心が整うかどうか」
だと思っています。
住み心地のいい家というのは、
単に快適なだけではありません。
・なんとなく落ち着く
・つい長く居たくなる
・家族が自然と集まる
そんな、
“感覚”の積み重ねです。
その感覚をつくっているのは、
実は、とても細やかな要素です。
・光の入り方
・天井の高さの変化
・視線の抜け
・素材の質感
・空間のつながり
これらが丁寧に整えられていると、
人は無意識に、心地よさを感じます。
ここでひとつ、大切なことがあります。
「いい家」はつくれても
「住み心地」は設計しないと生まれない
ということです。
性能や設備は、
ある程度“基準”があります。
でも、
住み心地には、基準がありません。
だからこそ、
どれだけそこに向き合っているかで、
家の質は大きく変わります。
もうひとつ、感じていることがあります。
「いい家」を目指すほど、ズレることがある
情報が多い時代だからこそ、
・性能はこれくらい必要
・設備はこのグレードがいい
・広さはこれくらい欲しい
そんな“正解”のようなものに、
引っ張られてしまうことがあります。
ですが、
その積み重ねが、
「なんとなく落ち着かない家」
をつくってしまうこともあるのです。
家づくりで本当に大切なのは、
「正しいかどうか」ではなく、
「自分たちにとって心地いいかどうか」
です。
見た目がいいことも、
性能が高いことも、
もちろん大切です。
でもその先に、
「ここに帰ってきたくなる」
そう思えるかどうか。
それが、
住み心地のいい家の本質だと、
私は思っています。
家は、
人生の中で一番長く過ごす場所です。
だからこそ、
「いい家」を目指すだけでなく、
「自分たちにとって、心地いい家とは何か」
一度、立ち止まって考えてみてください。
その答えが見えてきたとき、
家づくりは、きっと大きく変わります。
岡春工務店
岡 毅
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