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住宅ローン金利が上がる時代に 「家の性能」は本当に効くのか?
住宅ローン金利が上がる時代に 「家の性能」は本当に効くのか?
最近、家づくりのご相談で
必ずと言っていいほど出てくるのが、この話題です。
• 「住宅ローン金利、これから上がりますよね?」
• 「今、建てて大丈夫でしょうか?」
• 「できるだけ借入を減らした方がいいですか?」
金利上昇は、
世代を問わず、多くの方が不安に感じているテーマだと思います。
今回は
“金利が上がる時代に、家の性能はどれほど意味を持つのか”
を、数字と考え方の両面から整理してみます。
金利0.5%上昇は、どれくらい影響する?
例えば、こんなケースを想定します。
• 借入額:4,000万円
• 期間:35年
• 金利:0.7%
→ 1.2%(+0.5%)
この場合、
総支払額は約400〜450万円増える計算になります。
これだけを見ると、
「じゃあ、建物価格を下げて
借入を減らした方がいいのでは?」
と思われるのも自然です。
ですが、ここで一度立ち止まって考えてほしいことがあります。
金利上昇 vs 光熱費▲10万円/年
仮に、
• 高性能住宅にすることで
年間光熱費が 10万円下がる
とします。
この差は、
• 30年で:約300万円
• 40年で:約400万円
になります。
ここで重要なのは、
• 金利上昇は「借入期間中」だけの影響
• 光熱費は「住み続ける限り」かかり続ける
という点です。
しかも光熱費は、
エネルギー価格の上昇によって
将来さらに増える可能性もあります。
「性能を下げて借入を減らす」は正解か?
よくある選択肢が、
・性能を少し下げて
・建築費を抑えて
・借入額を減らす
という考え方です。
これは短期的には正解に見えます。
ですが、長期的に見ると 見落とされがちなポイントがあります。
家の性能は、後から簡単に上げられない
• 断熱性能
• 気密性能
• 窓の性能
• 間取りによる熱の回り方
これらは、
建てた後に“やり直す”ことがほぼできません。
一方で、
• 住宅ローンの繰上返済
• 借り換え
• 設備の更新
は、後から調整が可能です。
つまり、
借入額は後からコントロールできる
家の性能は最初にしか決められない
という、決定的な違いがあります。
「月々の支払い」だけで考える危険性
家づくりの比較で多いのが、
• A社:月々9万円
• B社:月々10万円
といった見方です。
ですが実際の暮らしでは、
• 住宅ローン
• 光熱費
• メンテナンス費
• 将来の修繕費
これらすべてが
**“住まいの固定費”**になります。
月々の支払いが少なくても、
• 冬は寒くて暖房費がかさむ
• 夏は冷房が効かない
• 10年後に大きなメンテ費がかかる
という状態では、
結果的に家計を圧迫します。
岡春工務店が「ライフプラン」を重視する理由
岡春工務店では、
家の性能の話と同じくらい
ライフプランを大切にしています。
それは、
• 今、払えるか
• 今、安いか
だけではなく、
• 20年後も無理がないか
• 教育費・老後資金と両立できるか
• 家が“家計の足かせ”にならないか
を、一緒に考えたいからです。

性能は、住み始めてからずっと家計を支える仕組み
高性能住宅は、
贅沢品ではありません。
• 光熱費を抑え
• 温度差によるストレスを減らし
• 将来の医療リスクや住み替えリスクも下げる
**暮らしのリスクを下げるための“現実的な選択肢”**だと考えています。
アトリエ建築家 × 地場工務店だからできること
岡春工務店の家づくりは、
• 建築家の設計力
• 地場工務店としての施工力・責任感
この両方があって、初めて成立します。
• 無理に性能を盛らない
• でも、下げるべきでないところは下げない
• 数字だけでなく、暮らしで判断する
このバランスを取れるのが、
建築家と工務店が近い距離で家づくりをしている強みだと考えています。
金利が上がる時代だからこそ、大切な視点
金利上昇は確かに不安です。
ですが、
金利だけを見て、家の性能を削ることが、
必ずしも正解とは限りません。
• 借入は調整できる
• 性能は調整できない
この違いを知った上で、
ご家族に合ったバランスを見つけることが大切です。
迷ったときは、数字で一緒に整理しましょう
岡春工務店では、
• 住宅性能• 住宅ローン• ライフプラン
を切り離さずに考えるお手伝いをしています。
「今、建てて大丈夫か」
「性能にどこまでお金をかけるべきか」
迷われたときは、
感覚ではなく、
数字で一度整理してみるのも一つの方法です。
岡春工務店
岡 毅
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